ネタバレ! 小説と映画の感想‐青葉台旭

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映画「貞子 vs 伽椰子」を観た。

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脚本 白石晃士
監督 白石晃士
出演 山本美月 他

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5回書いたからセーフ。

ひとこと感想

主演の山本美月は、テレビ版アオイホノオの「とんこ」役だった人か。
あの時は、1980年代初頭のちょっと垢抜けない女子大生という役作りだったが、今回あらためて見ると、彫りの深い、目鼻の大きい美人だ。

美人といえば「呪怨」側ヒロイン担当の玉城ティナも手足のスラッとした目の大きな美人だ。

安藤政信が演じる霊媒師の人物造形は、同監督作品の「カルト」に出てきた霊媒師と同系統か。
「歌舞伎町ホスト系オレ様キャラ」とでも名付けるか。
白石監督は、こういうヒーロー像が好みなのか。

盲目の少女霊媒師を演じた子役は良かった。
子役にこういう表現を使って良いのか分からないが、安藤政信のコートを掴んだりする仕草に、女性的魅力さえ漂わせていた。
明らかに目線が対象に向かっていたりして、「盲目の演技」としては物足りない部分もあったが、これは「実は、霊視によって周囲の状況が分かっていたから」と解釈しておく。

日本のホラー映画あるあるだが、女子高生、女子大生の言葉づかい・人物造形が、いかにも女子高生感・女子大生感を強調しすぎて逆に不自然な感じだった。
「おじさんが思い描く女子高生・女子大生像」の感じが強調され過ぎているように思う。

不自然といえば、登場人物たちが感情を高ぶらせてセリフを言う時に「目をキョロキョロさせる」演技をしがちなのも気になった。