ネタバレ! 小説と映画の感想‐青葉台旭

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映画「デッド・ドント・ダイ」を観た

映画「デッド・ドント・ダイ」を観た

UNEXT にて。

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脚本 ジム・ジャームッシュ
監督 ジム・ジャームッシュ
出演 ビル・マーレイ 他

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ひとこと感想

ジャンルとしてはゾンビ・コメディ。

まるで日常アニメを観ているようなマッタリとしたテンポが心地良い。

セレーナ・ゴメスを見て毎回思うこと。
「なんだ、アメリカの男共も、本当はロリ顔アイドルが好きなんだな」
そのセレーナ・ゴメスも当年とって29歳か。
マネー・ショート 華麗なる大逆転」の時も、本作品でも、「永遠の童顔アイドル」というハリウッド芸能界での立ち位置を彼女自身が茶化すようなメタ的な演技をしていた。
「マネー・ショート」の時は、もろ本人役だったか。

メタ的ギャグといえば、今作品では、「それアドリブか?」「台本に書いてありました」「ジム(ジャームッシュ監督)は、俺には何も言ってくれなかった」などのメタ・ギャグを、ビル・マーレイアダム・ドライバーが何度もカマしていたが、あれは評価の別れる所だろうな。

個人的には、物語全体の牧歌的な雰囲気と合っていないように思えて、そこは少し冷めた。

メタ的なギャグには「観客に冷や水を浴びせてハッと我に返らせる」という機能があると思う。
そういう、メタ・ギャグが本来もっている鋭い攻撃性が、この映画の穏やかな雰囲気には合っていないように感じられた。

まあ、作り手の意図としては「その違和感こそが狙い」なのかも知れないが。

全体としては、温泉に浸かっているようなマッタリ感を楽しめる良い映画だった。